アトピー歴30年超!!もちゃこのアトピー完治記

30年以上アレルギーマーチに苦しみました。 元アトピー患者の、もちゃこです。 アトピー&アレルギー格闘記書いてます。 もちゃこ流アトピーの治し方も公開中。 写真と銭湯、甘いものが好き。 絶対にあきらめるな!がモットー。早くアトピー治しちゃおうね♪

おじいちゃん、おばあちゃんのこと

皆さん、こんばんは!はてなブログ今週のお題は、敬老の日前後ということで、おじいさんおばあさんになっていますね。今回の記事では、祖父母とアレルギーを絡めた話を書いていきたいと思います。

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おじいちゃんは喘息で

これまた病気の話で恐縮ですが私の祖父は喘息でした。男性は煙草を嗜むものとされてた昔の人ですから、例外なく祖父も喘息でも煙草を吸っていたようです。でも、高齢になって煙草を止めたらピタッと喘息がやんだとか。それなら早めにやめればよかったのではないかと思いますよね。

 

私の記憶にある喘息が治った後の祖父の声も、咳をし過ぎて声帯が割れてしまったかのように、いつもヒューヒューとしゃがれていました。祖父の母という人は、やはり酷い喘息だったようで、大変苦しんでいたと聞いています。  

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映画館や家の中でも、人々が日常的に煙草を吸い、副流煙が蔓延していた当時のこと。きっと喘息持ちの祖父や曽祖母には、暮らしにくい世の中だったのではないかと推測されます。

 

おばあちゃんは皮膚病に

そして祖母は虚弱体質で、おまけに原因不明の皮膚病に襲われたこともあるようです。これは、結婚という重圧と抑制に耐えられなかった祖母の体内の抵抗だったのではないかと思っています。

 

祖母は根っから自由人でした。親に決められた結婚も、好きでもない人との結婚生活も、本能では可愛いと思いながらも、好きで生まされたわけではない子らの子育ても、祖母にとっては足かせでしかなかったようです。

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子どもが熱を出していても、自分が踊りたければ盆踊りに踊りに行き、祖父に殴られる様な祖母でしたから、結婚生活はそれはそれはストレスだったでしょう。

 

推測でしかないですが、自分の好きなように生きられない現実にストレスを感じ、病気を起こしていたのではないかと思っています。まさに、病は気からです。

 

その子ども達にはアレルギーが出なかった!

面白い事に、そんな祖父母の子ども達は、誰一人としてアレルギー疾患にかかる事はありませんでした。喘息も、アトピーも、鼻炎持ちもいません。

 

私はずいぶん遅くなってからの子で、親は戦後の物のない時代に生まれました。その反動か、親は私に食べ物でも服でも、何でもかんでも与えたがりました。

 

親が子どもだった頃のご飯といえば、麦入りのご飯。おかずは夏だとナスの炒め物や、冬は漬物が毎日だったそうで。時々おじや、卵かけご飯を食べていたそう。このヘルシーさが子どもの体内環境には良かったのでしょうね。

 

そして、冬は家の中にいても、とにかく寒かったといいます。部屋にはカーテンもなく、0度になる事もあったが、コタツに入って足にアンカを抱えながら勉強していた事もあるそう。こんな三分の飢えと寒さで育った祖父母の子ども達は病気とは無縁で、かなり丈夫に育ちました。

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 遊びといえば空っ風が吹く外で泥んこまみれで体を動かしたり、本を読んだり。電気代がかかるから、夜は早く寝てしまう。こうなると、夜遅くまでスマホをいじってゲームをやってという今時の子どもとは、身体の土台作りからして違ってきますよね。空きっ腹を抱え、寒いおもいをしていた時代の子どもは丈夫に育つものです。

 

飽食の時代に生きた私が思い知ったこと

江戸時代の学者、貝原益軒も言っていたように、まさに子どもには三分の飢えと寒さが必要ですよね。子どもを甘やかして、何でもかんでも与え、過保護にしていたら、確実に身体も心も鈍って弱くなりますってことです。又、外遊びは服や家が汚れるとかで、家でゲームをさせていたら、子供の体がますますヤワになります。

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これって、愛でも教育でもありません。時に崖から子どもを突き落とすライオンの様に、子どもをあえてちょっと困らせる状況に置くことも親の愛ではないでしょうか?だからと言って、無理にやることはないのです。

 

”子供にはできるだけすきっ腹になる時間を作ってあげて、おやつよりも主食をきちんと食べさせるようにする。水かぶりで寒さの刺激を与え、肌を鍛える。運動をきちんとさせて筋力やしなやかさを養わせる。”それくらいで良いと思います。

 

お菓子の様に甘い親の元に生まれましたから・・・

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その代わりに私は神様によって試されたのだと今は思っています。病気にさせ、働いてお金を稼ぎ出すことができずに困らせ、そこから自分でどう這い上がっていくのか、神様は私をずっと見ていたのでしょう。

 

確かに。10年間ずっと大病しなければ、健康のありがたみを知る事も、病気の治し方を考える事も、家計簿を毎日つける事もなかったと思います。この様に、アトピーを経験することで健康管理の仕方や病気の治し方が分かりました。そして貧することで困った私はお金の勉強をして、金銭管理の方法がしっかり身につきましたね。

 

そして大病をしなければ大志を抱く事もなかったかもしれないですね。病苦や貧苦を知らずに、強い薬を死ぬまでダラダラ体につけながら、ソコソコのラインで平々凡々と生きていくことも可能だったかもしれないのに、私はあえて自分で苦労しながら治す道を選びました。

 

神様は私に、”一体どんな人生を歩ませようとして長きに渡る試練を与えたのか?”は、まだ解りませんが、これから歳をとる事で、その答えを見てゆくことになるのでしょう。いつかこの経験が、十分に生かしきることができますようにと思って、今は日々暮らしています。

 

遺伝病では祖先や親を恨みたくなる事もありますが

遺伝として、病気にかかるリスクは誰でも持っています。アレルギーでなくとも、痛風や糖尿病になりやすい遺伝子を持っている方もいるでしょう。”三分の飢えと寒さ”を守り子どもを育てれば、その遺伝病に負けずに、健康に丈夫になることもできるのです。

 

この弱肉強食の世の中を生き抜いていくには、なによりも身体が丈夫で健康であることが1番大切です。勉強をする、仕事をする、なんでもそうですが、根気とやる気が要りますよね。その根気とやる気、強いマインドを作る土台として、体力が必要不可欠になります。これさえあれば、野良猫の様に逞しく生きていけることでしょう! 

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だから病気が遺伝してしまったからと祖先や親を恨む前に、まず生を受けたことに感謝して、自力で病気を治す努力をしてみてください。弱音や恨み節は治す努力をとことんした後です。というかその頃には、多分治ってます。

 

私も何度重度アトピーの自分を鏡で見た時に、死にたくなったか分かりません。大丈夫!!努力の方向性を間違えなければ、アトピーは自力で治すことができますよ。

「私がアトピーなんて、おかしい!病気は治らないとおかしい!」と、もっと積極的に前向きに病気を治しちゃってください。まさに、病は気からです。

 

祖父母は私に生を伝達してきてくれた人たちです。私はとことん感謝しますね。

 

 

今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」