アトピーさんとおしゃれについて語る_φ( ̄ー ̄ ) その1
さてこのブログでは、数回に渡り”アトピーによって人が制限されるもの”について書いてみようと思います。例えば幼少期からアトピーで、大人になってからも治らなかったり、悪化して重度アトピーになったりすると、制限を受けるものがあるんです( ´Д`)y━・~~トホホ
そんな制限を受けるものとして、第一回目の今回は「アトピーとおしゃれ」について語ります。アトピーになったら薬などで慢性化させる前に!できるなら子どものうちに!強い薬でごまかすのではなく、水かぶりして早めに治すのがオススメですよ♪
おしゃれがしたくても余裕がなくなります
おしゃれって衣食住のうち、衣を快適に満たすものです。お店で可愛い服や、キレイな色味の服を見ると、着たところを想像してワクワクしますよね?楽しいですよね?人間はおしゃれする事で気分転換できたり、鏡の中の自分を見て良い気持ちになったりします。
残念ながら、重度アトピーになると精神的にも物理的にも、おしゃれが制限されてしまうんです。かゆみしか考えられないという状況まで追い詰められます。
まず精神的にまいりました・・・
アトピーが軽度のうちは、腕や足の関節の湿疹が見えるのが気になり、半袖やスカートが履けないくらいの悩みで済んでいました。が重度になると、この悩みのレベルが急激に上がり、おしゃれどころではなくなります。
24時間、眠れなくなるくらい皮膚が痒かったんです!これは頭狂いそうになりましたね。おしゃれがどうとかいう話より、髪を振り乱し病と格闘してました。あの頃は、オシャレどころではなかったですね。これは何度も原爆浴びたレベルのベロベロ脱ステ状態を経験した私の場合ですが。
そして物理的にもおしゃれは難しかった・・・
重度アトピーになると、始終体を引っ掻き、おまけに皮膚が非常に乾燥した状態になるので、皮膚がポロポロ落ちました。これを落屑(らくせつ)と言います。軽度アトピーの場合、フケが人よりも少し多いかな?とか、爪に皮膚のカスがちょっと貯まるくらいで、あまり気づかないかもしれませんね。
なんと重度アトピーの人の部屋や布団は、落屑で粉まみれになります。重度アトピーさんが動いた所や歩いた後などには必ずありますね。これは精神的にもかなり落ち込みますよ。また、毎日毎日自分から出た粉の掃除に追われ、おしゃれどころではなくなりました。デートしたりおしゃれしたい盛りの10〜20代やおしゃれ好きな方には辛いですよね。本当に。私も何度涙を流したかわかりません。
部屋や布団の掃除、洋服の洗濯など、あまりのかゆみと肌にできた傷の痛さで家族の力を借りることもあるかもしれませんね。でも極力、アトピーでも自分のことは自分でしましょう。体が痒む、痛むといって身体を動かしたり歩いたりしないと、筋力が減ったり鈍ります。体が痛くても家事は積極的に参加して下さい。
と、辛い面を色々と書いたが・・・。
アトピーになるって本当に大変なんです。 ハウスダストの人には、自分の落屑にもアレルギー反応を起こしてしまったりするくらいですもの。
だからこそ、おしゃれをして少しでもアトピーを忘れたいよ〜という方もいらっしゃると思います。次回は、アトピーさんでも限られた中でできるオススメのおしゃれや、私の見聞き、あるいは体験したエピソードをご紹介してゆきたいと思っています。