17歳の頃。アトピーで入院した医院について話そう。
みんなぁ〜こんばんはぁ!!
今日は雨だけど、もちゃこは気象病に悩まされることなく元気だほ〜い( ✌︎'ω')✌︎
今回は、たとえ自分にとって一見優しくて良い人に見えて、実は私の体にとっては、ものすご〜〜〜い悪い人達だったということが、やがてわかりはじめるというお話の、はじまりはじまり〜。
- 話を、私が17歳の時まで戻そう。
- そして、あるアトピーで有名な皮膚科を訪れた。
- その先生は、ニコニコした感じの良いおじいさんだった。
- 結局、この皮膚科でも私の軽度アトピーは完治する事なかった。
- 知人にもオススメはしたが・・・。
では・・・。
話を、私が17歳の時まで戻そう。
あれは高校2年生の時。「この病院どうかな?」そう言って親が持ってきたのは、ある雑誌だった。全国各地にあるアトピーを専門にしてる病院の載ったもの。
たとえ軽度のアトピーといえど、近所の皮膚科に何年通っても、なかなか治らない私のアトピーに業を煮やした親が、見つけてきたのだ。
私も、他の子と同じ様に、夏には半袖の服を着て、足の湿疹を気にせずに短いスカートを思う存分履いてみたい衝動に駆られた。だから、行って治るのなら、遠方まで行ってみようかと考え、その雑誌に載っていたとある医院を訪れてみることにした。
そして、あるアトピーで有名な皮膚科を訪れた。
私が通い始めたのは、かなり昔のことなので、今とは随分街も、そこにあった病院も、変わっているだろう。電車で5時間ほどで、その医院がある街に着いた。
大変人気のある医院で、順番を取るために朝から並んでいるアトピー患者さんで待合室が毎日混み合っていた。街に到着したその日はホテルに泊まり、私も朝から順番待ちをした。診察室に入るまでに半日以上待たされるのは当たり前。
診察だけで帰るつもりだったが、遠くから来ているしベッドが空いているので入院して行ったら?と言われたので、そのまま1週間ほど入院してみた。
その先生は、ニコニコした感じの良いおじいさんだった。
ここの医院の先生は、とても感じの良い人だった。威張った感じもなく、患者さんやその家族はもとより、近所の人や看護師さんなどからも慕われているような人格者然とした人で。
看護師さんも、温かみのある優しい方々ばかり。そこでの治療法は、軟膏を身体中に塗りたくるというもので、パジャマやシーツに薬がつかないように、ズボン下や、長袖シャツを着せられた。包帯の代わりだと言う。
1週間入院していたが、塗り薬を毎日看護師さんに身体中に塗ってもらい、出された薬を大量に飲んでいた。この病院の一つの特徴として、食事制限を一切しない事が挙げられる。初日から、チョコでも甘い物でも好きなだけ食べていいと言われた。この時点でおかしい事に気づくべきだった。
ステロイドなどの強い薬で症状を抑えているから、 なんでも食べていいのであって、根本的に治癒したわけではない事に。おまけに運動不足になったせいか、薬を大量に飲んだせいか、ひどい便秘になったわけだし。
結局、この皮膚科でも私の軽度アトピーは完治する事なかった。
そして、1週間ほどの入院が終わり、家に帰ってきた私は、たしかに表面的には湿疹が出ていない様に見えた。でも、薬を飲み忘れたり、つけ忘れたりすると、次第にまた湿疹が顔を出す。薬をつけすぎたせいか、肌が前より乾燥してきた気がした。
そして、数カ月後には、アトピーの範囲が以前よりも広がっていた。ひじ膝の裏だけでなく、お腹や首の辺りまで、湿疹がで始めたのだった。このアトピーの湿疹は、私の身体が胃腸で排出できない老廃物を一生懸命皮膚から出そうとしていた反応である。
それを無理やり薬で引っ込めようとすれば、薬が塗られていない部分から体が老廃物を出そうとして湿疹が広がってしまうのは、正しい反応なのだ。この時に、もっと早く気付いて薬を飲んだりつけたりするのを止めていたら!と、今では非常に後悔している。
知人にもオススメはしたが・・・。
ちなみに知人の重度アトピーの患者(子ども)にも、この病院を紹介したのだが、同じように症状が酷くなったと、通院を辞めてしまった人もいた。私も数ヶ月通って治らなかったり、前より悪くなった時点で通院をやめとけばよかった・・・。でも、先生や看護師さんの人柄が良く、居心地が良い医院だったため、私はその後10年も通ってしまったのだ。結局、アトピー治らなかったのに・・・。
今考えると、大枚叩いて、長時間の待ち時間に耐え、自分バカみたいだなと思う。まんまとアトピービジネスにはまっちゃってたのね・・・。
そして思いっきり遠回りして、ある方法でアトピーを完治させたけど。私が治した方法を17歳の私に試すのだったら、若いし体力もあるからアトピー完治させるのに、さほどお金も時間もほとんどかからなかったと思う!(こうなったら、医者いらず。病院と製薬会社はおまんまの食い上げ。)
そして、ちょうどこの医院に通い始めて10年目。ある事件(転機)が起きるのだ・・・。
つづく。